自動車保険の業界動向:外資系の保険会社

一昔前に比べて、自動車保険の保険料が急激に下がったのは、外資系の保険会社が参入してきた影響が大きかったと言われています。CMや雑誌広告などで、「現在の保険料を比べてください」とさかんに宣伝し、実際に中古車見積りをとって比べてみると、本当に大幅に保険料が安くなるものだから、次々に保険会社を切り替える人が出てきました。

 

しかも、安かろう悪かろうではなく、保険内容も従来の国内保険会社のものよりも充実しているという面が少なくありませんでした。たとえば、事故や故障で車が動かない場合、車両を無料でレッカー移動してくれたり、自宅までの交通費やホテル代まで支給してくれる内容になっており、それまでJAFが行っていたようなサービスを、保険でカバーできるのでした、これは衝撃的なことでした。

 

もちろん、国内の保険会社も黙ってはいませんでした。外資系に追随するかたちで、価格破壊とサービスの充実が進んでいきました。これはユーザーにとっては大きなメリットで歓迎すべきものでした。現在は、国内なのか外資なのかをそれほど意識することなく、同等に比較検討しながら保険会社を決めている人がほとんどでしょう。それだけ外資系保険会社が日本国内でも認知されたということなのですね。